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断指・断脚
症例
腫瘍科
主に指先や肢端に悪性腫瘍や回復不可能と判断される深部進行性の感染が認められる場合、根治を目的とした治療で行います。そのほかにも何らかの理由により四肢端が壊死してしまった場合にも切断が選択されることがあります。
最も多いケースとしては、四肢に発生した骨肉腫の緩和目的の断脚術があげられます。
また指先にできる腫瘍には悪性のものも多く、軟部組織肉腫や扁平上皮癌、悪性黒色腫(メラノーマ)が多くみられます。腫瘍によっては肺や骨、他の臓器に転移する事があり早期発見での外科切除望ましいとされています。
悪性腫瘍に関しては、断脚術が必須である場合と、技術的にぎりぎりのマージンを取ることができないために断脚術が選ばれる場合があります。
実際の症例①
断指術(悪性抹消神経鞘腫)
猫 12歳8ヶ月
実際の症例②
猫 14歳
断脚術(軟部組織肉腫)
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