もう不治の病とは言わせない
FIP(猫伝染性腹膜炎)は
治療できる時代です。
まずはお電話ください
湘南平塚
西湘秦野
アリアスペットクリニックグループでは
"モルヌピラビル"
を活用したFIP治療を実施しています
FIP(猫伝染性腹膜炎)とは
FIPとは病原性の高くない猫腸コロナウイルスが、
猫の体内で病原性の高い猫伝染性腹膜炎ウイルスに変異することによって
引き起こされる致死性の疾患です。
FIPウイルスへ変異する原因は未だ解明されてはおらず、
予防策が無いのが現状です。
また、1歳未満の猫や多頭飼育での発症が多いとの疫学的特徴があります。
FIPの症状
FIPの症状としては主に、元気や食欲の低下、
嘔吐、下痢、発熱、体重減少、黄疸などがみられます。
この病気のタイプにはお腹や胸の内側に腹水や胸水が溜まる「ウェットタイプ」と
腎臓や肝臓などの臓器に肉芽腫などができる「ドライタイプ」があります。
またこの両方が混在するタイプもあります。
01 . ウェットタイプ
腹部や胸部の内側に炎症を起こし、腹水や胸水が溜まり、お腹が膨らんだり、呼吸が苦しくなる症状がこのタイプです。
症状の進行が早く、病原性が高いので、数ヶ月で致死的な経過となります。
02 . ドライタイプ
液体などが溜まることはなく、肝臓、腎臓や脳内等にしこり(肉芽腫)が発生することで色々な症状を特徴とするタイプです。
しこりが発生する箇所により、肝臓、腎臓の機能が低下します。脳内に起こると眼の震え、頭が斜めに傾く、痙攣発作等の神経症状を示します。
ウェットタイプに比較して、穏やかに慢性経過をたどりますが、治療反応が悪い場合があります。
03 . 混合タイプ
ウェットタイプ・ドライタイプ両方の特徴を併せ持ったタイプです。
アリアスペットクリニックでのFIP治療
Point
01
モルヌピラビルを活用したFIP治療
Point
02
費用を抑えながら
治療ができる
MUTIANを活用した
治療費
100万円以上
当院での
治療費
40万円〜
Point
03
ご相談即日対応可能
※休診日を除く
まずはお電話ください
湘南平塚
西湘秦野
FIPの検査・治療
FIPの正確な診断には、各種検査を合わせて診断します。
症状が様々なため早期に正確な診断が重要となります。
当院では、以下の検査を用いての早期診断をいたします。
01 . 血液検査
全身状態の把握のため血液検査によりスクリーニングを行います。血球計算、血液化学検査だけでなく、SAAやAGPなどの炎症マーカーの測定も行います。
02 . 画像検査
胸水や腹水の貯留、リンパ節の腫大や肉芽腫性病変の有無を観察いたします。
胸水あるいは腹水の貯留が認められた場合はそれを採取し、その性状を検査します。胸水や腹水の貯留を引き起こす心疾患などとの鑑別診断のために、心臓の超音波検査を行う場合もあります。
また、肉芽腫性病変が認められた場合は、針吸引などにより後述するPCR検査用のサンプルを採取します。
03 . 遺伝子検査
腹水、胸水や肉芽腫性病変から採取したサンプルを用いて、そこに猫コロナウイルスが存在するかどうかを調べるPCR検査を実施します。
ドライタイプの場合はPCR検査用のサンプルが採取されない場合が多いため、抗体価や炎症マーカーAGPなどの結果から総合的に判断する場合があります。
FIPの治療薬
当院では、猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療において、
モルヌピラビルを活用しています。
従来のGS441524やMUTIANを使用した治療では
100万円以上かかることが一般的でしたが、
モルヌピラビルのジェネリック医薬品を使用することで、
治療費を約3分の1~4分の1に抑えることが可能です。
治療の流れ
01
問診・身体検査
飼い主様への問診と、触診と聴診により全身を丁寧に診ていきます。
04
超音波検査
胸水や腹水の貯留、リンパ節の腫大や肉芽腫性病変の有無を観察いたします。
02
血液検査
検査結果をもとに診断します。外注検査が必要となる場合も多く、診断までに時間がかかることがあります。
05
治療方針の決定・投薬
FIPと確定診断後は、治療方針を策定していきます。その後、薬の処方を行います。基本的にはご自宅での投薬となります。
03
レントゲン検査
胸水や腹水の貯留、リンパ節の腫大や肉芽腫性病変の有無を観察いたします。
06
経過観察
治療に対する反応性や状態などを見ながら、薬の増減等を行います。基本的にはFIPの治療には84日間の継続投薬が必要とされています。