シャンプーの質問にお答えします💡
- アリアスペットクリニック
- 2023年6月19日
- 読了時間: 4分
こんにちは、アリアスペットクリニック愛玩動物看護師の田中です🐾
シャンプーキャンペーンの質問フォームにたくさんのご質問ありがとうございます✨
少しずつ回答させて頂きますので、お家でシャンプーをするためのお力になれたら嬉しいです☺

今回はいつからシャンプーをはじめたらいいのか、頻度やシャンプー剤の選び方などについて回答します😃

Answer
おうちの環境に慣れてから。
シャンプーは体力が必要です。体調を見ながら行いましょう。
生後2~3ヶ月半頃まで控えたほうが良いでしょう。
もし体が汚れてしまったら、汚れた部分だけを手早く洗ってあげましょう。
初めてのシャンプーは、驚いてしまうことや怖がってしまう場合があります😥
まずは、普段はあまり行かないお風呂場という環境に慣れさせてあげるために、
お風呂場でシャワーの音を聞かせながら、おやつをあげるなどして慣れさせてあげましょう🐶
また、体に触ることに慣れてもらうために、日々いろいろなところに触れてみたり
濡れることに慣れさせてあげるために、部分的に濡らしてみる等
少しずつシャワーやシャンプーと進んでいくといいと思います^^
上手にできたときはたくさん褒めて、ご褒美をあげましょう✨

Answer
保湿系のシャンプーがお勧めです🧴🧴
保湿力が高いものや低刺激なシャンプー剤を使うことで
バリア機能を高めたり、皮膚に必要な油を落としすぎずに済むので、
より良い皮膚のケアにつながります🍃
皮膚の状態に合わないシャンプー剤を使用すると、
場合によっては皮膚トラブルを悪化させてしまう可能性があります😥
痒みやフケ、湿疹がある、皮膚がべたつくなど皮膚トラブルがある場合は
診察をしたうえで、適切なシャンプー剤をご案内させて下さい🏥
薬用のシャンプー剤を使用した方がより早く皮膚の改善につながる場合があります🧑⚕️

Answer
おすすめ出来ません🙅
人用のシャンプー剤はわんちゃんやねこちゃんの皮膚に刺激が強すぎてしまい、
肌荒れを起こしてしまう可能性があると言われています😥
人の肌のPHは5.0~6.5の弱酸性なので
人用のシャンプーは『弱酸性』に近づけてつくられています。
一方、犬の皮膚はPH6.2~8.6と言われ、中性~弱アルカリ性となり、
犬用のシャンプーはこれに合わせて、皮膚や被毛の油脂を取りすぎないように配慮されています😌

Answer
多くても1か月に1度くらいを目安に🧴
シャンプーの行いすぎは、必要な油分まで落としてしまい、皮膚のバリア機能を低下させてしまう原因になります。
痒みやフケ、湿疹などがある、皮膚がべたつくなど
何か皮膚のトラブルがある場合は状態によってシャンプーの頻度を高める必要があります。
診察にて皮膚の状態をみながら判断をしますのでご相談ください。
高齢の子や疾患の有無によっては体調や体力をみながら
濡れタオルやドライシャンプーで拭くだけにしてあげた方がいいこともあります👆

Answer
毛の長さやもつれ具合、換毛期の抜け毛の様子を見ながら適度に行ってあげましょう。
ブラッシングの行いすぎや強く行ったりすることは皮膚にダメージを与えてしまいます
ただ、お手入れ不足でもつれや毛玉ができてしまうと通気性が悪くなり、皮膚トラブルの原因になります。
頻度の目安としては

長毛種、カットが必要な犬種は1~2日に1回程度
時間を決めて優しくスキンシップしながらブラッシングしてあげましょう。
耳の裏や胸の下、お腹、脇の下、内股などが毛玉ができやすい場所です🐩
ブラッシングしにくい場所ではありますが、意識して行いましょう。
なかなか難しくて毛玉ができてしまう場合、見えにくい場所なので、
毛玉予防にトリミングで短めにしてあげると日頃のケアが行いやすくなります💡

短毛種、カット不要の犬種は週に1回程度。
換毛期がある子の場合、冬毛が抜け落ちる春と夏毛が抜け落ちる秋は
普段よりも定期的にブラッシングを行い不要な毛を取ってあげましょう。
お尻や足、お腹などを意識して行ってあげるといいと思います。

猫ちゃんには、基本的には不要です。
猫ちゃんが自分でグルーミングをしない、太っていて出来ない、毛玉ができやすい、毛玉を吐き出しやすい・・このような場合はブラッシングをしてあげましょう。
12歳以上のねこちゃんの多くは関節に痛みが出ると言われており、
痛みによってグルーミングがあまりできなくなってしまう子がいます😥
こういった場合には優しく手助けをしてあげることが必要になってきます。
長毛の子はわんちゃんと同じように
耳の裏や胸の下、お腹、脇の下、内股などに毛玉ができやすいので
様子を見ながらケアをしてあげて下さい💡

Answer
薬剤によって違います。
塗布前後のシャンプーに関しては種類によって変わるので、添付文書をご確認いただくか、獣医師にお尋ねください🙇♀️
シャンプーを1ヶ月の間に数回行うご予定がある場合は、内服タイプの予防薬をおすすめしています💡
次回はシャンプーをする前に大切なブラッシングの方法やブラシの種類についての質問を回答します👆
楽しみにお待ち頂ければ幸いです☺🍀
アリアスペットクリニック
愛玩動物看護師
田中
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